2010年1月5日火曜日

流動解析が神様!

昨年末に、中国に出張しました。中国のダイカストローカルメーカーに行った訳ですが、どこのメーカーの流動解析ソフトを使っていたかは?解りません。
流動解析を行いランナー方案、ゲート方案を決めているようでした。
しかし、やっている事は!何やっているのか解からない、理解できない事をやっていました。(流動解析を行っている人は真剣ですよ)
流動解析を使い、不良対策を行い改善しなければならない所を改悪しているし、パソコンの画面上で、湯流れを見せて頂きましたが「こんな湯流れしないだろう」と思う様な流れ方をしているのに(ランナー方案を見て)
金型製作OKで型を作ってしまう。
流動解析て、本来、導入から運用まで色々有るのでは?なかったかな?
まず、導入するに当たって、「ダイカストのプロ」がいないと、流動解析データーが、正しいのか、正しくないのか?が判断できないのでは?
100歩譲って、ダイカストの知っている人がいないにしても、「数打ちゃ当たる」で
「なぜ!解析データーと違うのか?」を反省して、学習していけば、それなりの解析データーにはなると思うが。
解析結果のメンテを行っていないのでしょうか?多分、10年たっても同じ事をやってたりして。そのうち、不良が多い、稼働率が悪いのは、「流動解析の責任だー」と言ってパソコンぶっ壊すのでは?流動解析が無くなっても、不良が多い、稼働率が悪い状態が変わらなかったりして。
日本での、流動解析を上手に使っている所は少ないと思います。(私が知る限り)上手く行っていない理由として運用するのに人手と手間がかかるのと、保持メンテ費が結構かかるのがネックの様です。
日本も中国も同じか??