2017年1月30日月曜日

溶解炉のアルミ溶湯の水素ガス!(一般ダイカストの話)

アルミ溶湯中のガスとは、水素ガスの事を言いますが、その水素ガスを取り除く為に、窒素ガス或いはアルゴンガスを溶湯中に吹き込み水素ガスを追い出すのだが、溶湯中の水素ガス量を測定して「水素ガスが多い!多い」と騒いでいる人達と言うか部署と言うか、とにかく溶湯中の水素ガスを気にする。(中国での話ですが)
私は、ダイカストする前のアルミを売っているのか?ダイカストした製品を売っているのか?と質問する事が有る。
答えは当然!「ダイカストした製品を売っている」と返って来る。
ダイカストした製品も水素量が多いんだ、それも凄く多いんだ!とも返って来る。

あのね、ダイカストするには、離型剤を塗布するよね、水溶性離型剤を!と言っても解らない。水素の化学式てH2だよね、水はH2Oの化学式だね。
ここまで言っても解らない。

一般的に溶湯中のガスは徹底して除く事が必要であるが、製造過程で入り込む水素ガスは取り除く事は難しい。油性離型剤を使ったとしても。

鋳物を製造するのは、グラビティーも有り、ロープレッシャーダイカストも色々な種類が有り、一般ダイカストも有りでそれぞれ使用用途、生産方法が有る。
全てを「ひとまとめ」にして考えると生産できない。

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